2025年の大阪・関西万博がいよいよ目前に迫り、世界中から注目のパビリオンが続々と発表されています。中でも、アメリカ・フランス・UAE・中国・サウジアラビアといった国々のパビリオンは、最先端のテクノロジーや美しい建築デザイン、体験型の展示内容で、まさに「未来を先取りできるスポット」として話題沸騰中!
本記事では、そんな注目のパビリオンを徹底紹介!さらに、混雑を避けて効率よく回るコツや、SNSで話題になる体験ポイントも詳しく解説しています。これから万博に行く予定の人も、どのパビリオンを見るか迷っている人も、この記事を読めば「絶対に見逃せないスポット」がきっと見つかるはずです!
日本人が注目する!話題の海外パビリオンベスト5
アメリカ:最先端技術が体感できる未来空間
2025年の大阪・関西万博において、アメリカ館はテクノロジーとエンタメの融合を目指した革新的な空間として注目されています。今回のアメリカ館のテーマは「自由の未来(The Future of Freedom)」。AI、宇宙開発、医療技術といった分野での最先端技術を、まるで未来都市に迷い込んだかのように体感できる展示が予定されています。
中でも注目されているのが、「火星探査ミッション」の疑似体験コーナー。NASAの最新映像技術やAR(拡張現実)を駆使して、火星の大地をリアルに歩けるような感覚を来場者に提供します。子どもから大人まで、まるでSF映画の中に入り込んだかのような体験ができると話題です。
さらに、アメリカの大学・研究機関との共同開発による「未来の医療」ゾーンも注目。AIが個人の遺伝情報に基づいて医療アドバイスを行うなど、近未来の医療サービスを実際に体験できます。
デザイン面でも非常にスタイリッシュで、建物全体がアメリカらしいスケール感と先進性を象徴しています。まさに、テクノロジー大国アメリカの本気が詰まった空間です。
フランス:美と芸術で魅せるサステナブル都市
フランス館は、美と芸術、そしてエコロジーを組み合わせた「サステナブルな未来都市」をテーマに展開されます。展示のコンセプトは「調和と再生」。パリの街並みを思わせる優美な建築に、自然素材や再生素材をふんだんに使っており、芸術性と環境配慮を両立しています。
来場者をまず迎えるのは、大きなアートインスタレーション。これは、世界的に有名なフランス人アーティストが手がけたもので、来場者が触れることで色が変わったり音が鳴ったりと、インタラクティブな体験が可能です。
館内では、フランスの食文化やファッションを支える「循環型経済」の事例も紹介され、オーガニック素材を使った展示や、持続可能なコスメ、ヴィーガン料理の試食なども用意されています。
まるでフランスの街角にいるかのようなロマンチックな空間で、「エコで美しい未来」が感じられる、五感に訴える展示が楽しめます。写真映えするスポットも多数で、SNS映えを狙う人にも人気のスポットになりそうです。
UAE:砂漠の国が描く未来のスマート社会
アラブ首長国連邦(UAE)は、過去のドバイ万博に続き、今回の大阪・関西万博でも「スマート社会と持続可能な未来」の提案で注目を集めています。テーマは「Connecting Minds, Creating the Future」。砂漠という厳しい環境の中で、どのようにしてスマートな社会インフラを築いていくのか、その実例が豊富に紹介されます。
展示の目玉は、「デジタルオアシス」と名付けられたゾーン。AIとIoTで管理されたスマート都市のモデルルームのような空間で、エネルギー消費を最小限に抑えながら快適に暮らせるライフスタイルが体感できます。
また、ドローン配送や無人運転車といった先進技術が、都市生活の中でどのように取り入れられるのかを、実際に操作体験できる展示も設置されます。砂漠という環境の中で、技術と自然がどう共存できるかをリアルに学べるのも特徴です。
全体的にミニマルかつ未来的な建築デザインもUAE館の魅力の一つ。冷房なしでも快適に過ごせる構造など、サステナブル建築のアイデアも満載です。
中国:巨大パビリオンで示す技術大国の本気
中国館は、規模・内容ともに最大級のパビリオンとして注目されています。テーマは「人類共同の未来」。AI、ビッグデータ、再生可能エネルギー、農業技術など、幅広い分野にわたる中国の技術革新を余すところなく披露しています。
まず目を引くのが、パビリオンの巨大なLEDウォール。来場者の動きや表情を感知して映像が変化する「感情認識アート」が展開され、子どもにも大人にも大人気の予感です。インタラクティブ性が高く、見て・触って・感じる展示が特徴です。
また、中国が力を入れている「スマート農業」分野の展示では、ドローンやセンサーを使った未来型の農作物管理システムを体験できます。都市農業やAI農場の可能性など、日本の課題解決にもつながるヒントが満載です。
さらに、展示だけでなく文化面にも力が入っており、中国伝統楽器の演奏や漢方体験など、「伝統と未来の融合」が随所に見られます。
サウジアラビア:アラブの叡智と未来都市NEOMの世界
サウジアラビア館は、巨大プロジェクト「NEOM(ネオム)」を軸にした未来都市のビジョンを全面に打ち出したパビリオンです。NEOMとは、紅海沿岸に建設中のメガスマートシティで、完全なゼロカーボン・AI統治・無人移動インフラを備えた都市構想として、世界中から注目を集めています。
パビリオンでは、巨大な360度ドーム映像による「NEOM体験ツアー」が目玉。来場者はまるでその街に入り込んだような臨場感で、未来の暮らしを体感できます。
また、水のリサイクルや再生可能エネルギーの技術展示に加えて、伝統と革新が融合したサウジ文化体験も充実。アラビアンコーヒーの試飲や伝統衣装の試着体験もでき、多面的にこの国の魅力を感じられます。
建築デザインも砂漠の風景に調和した曲線的で有機的な造形が特徴。まさに、「自然と調和する未来都市」の実例として非常に参考になります。
各国のテーマから見る「未来社会」のヒント
AIとロボットが主役の暮らしとは?
2025年の万博では、AIとロボットが人間の生活をどのように支えるのかを具体的に示す展示が目立ちます。特にアメリカ、中国、UAEなどのパビリオンでは、日常生活の中に自然と溶け込んだAIの利用シーンが数多く紹介されています。
たとえば、アメリカ館では、AIが人間の表情や感情を読み取ってコミュニケーションをとるロボットのデモンストレーションが行われます。話しかけると感情を理解し、適切な返答を返すAIは、子どもからお年寄りまでをサポートする「未来の相棒」として紹介されています。
中国館では、スマートホームの一例として、AIが家電を自動的に最適な状態に調整する住宅モデルが体験できます。気温や湿度、住人のスケジュールに応じて照明やエアコンが自動制御され、エネルギーの無駄を減らすだけでなく、快適な生活を提供する仕組みです。
また、UAE館では、医療ロボットや介護ロボットの導入例が展示され、身体的にサポートが必要な人に対する新しい支援の形が紹介されています。
これらの展示から共通して見えるのは、「AIは人間の代わりではなく、補助として共に生きる存在になる」ということ。特に日本のように少子高齢化が進む国にとって、AIとロボットの暮らしへの導入は重要なヒントとなるでしょう。
脱炭素社会をどう実現するか
「カーボンニュートラル」や「脱炭素社会」という言葉が当たり前になりつつある今、各国のパビリオンでは、それぞれのアプローチで環境問題に取り組む姿勢が表れています。特にヨーロッパ諸国や中東の国々が先進的な取り組みを披露しています。
フランス館では、都市レベルでの脱炭素化を目指した「エコ・コミュニティ」のモデルが展示され、電力の地産地消やグリーンモビリティ(環境にやさしい移動手段)を使った街づくりのビジョンが紹介されています。電気自動車の充電インフラを街のライフスタイルに溶け込ませる工夫は、日本の地方都市にも応用が可能です。
サウジアラビア館のNEOMプロジェクトでは、完全なゼロエミッション都市を目指す取り組みが進行中。風力・太陽光を中心とした再生可能エネルギーの大規模導入や、化石燃料に依存しない生活インフラの設計が展示されています。
UAEでは、建物自体がエネルギーを生み出すスマート建築が紹介されており、屋上全面に設置されたソーラーパネルや、室内温度を自然に調整する断熱構造など、生活と環境の調和を追求した工夫が見られます。
このような展示から、「脱炭素社会の実現は技術だけでなく、人々の意識とライフスタイルの変化も必要」というメッセージが感じられます。
水・食・エネルギーの新しい循環モデル
万博では、これまで分断されていた水・食・エネルギーという3つの資源を、どのように循環させて共存可能な未来社会をつくるかというテーマも取り上げられています。
たとえば、中国館では、都市型の循環農業モデルが紹介されています。建物の屋上や室内に野菜を育てるシステムを設置し、食料を地元で生産・消費することで輸送によるCO2排出を削減するという発想です。また、植物の育成に再利用した雨水や、食材の残渣をコンポスト化して肥料に再利用するなど、完全なループを実現しています。
フランス館では「食とエネルギーの美しい関係性」を表現しており、オーガニック農法の持続可能性や、地元の食文化を守ることがエコロジーにどうつながるかが紹介されます。来場者は試食を通じて、環境に配慮した食が「おいしさ」と両立できることを実感できます。
UAE館では、砂漠という厳しい条件でも水資源を無駄にせず循環させる「デザート・ファーミング」の最新技術が展示されており、水分を多く含む空気を冷却して水に変える技術や、海水の淡水化プラントが紹介されています。
このように、資源を消費するのではなく「めぐらせる」視点が、未来社会の持続可能性のカギとなっていることがよくわかります。
国によって違う「幸せ」のかたち
万博のもうひとつの大きな魅力は、世界各国の「幸せのかたち」に触れられることです。国によって文化や価値観が異なるように、「幸せ」と感じることもまったく違います。
フランス館では「美しく暮らすこと」が幸せの基本とされ、芸術・食・自然との共生がテーマになっています。一方、アメリカ館では「個人の自由と選択肢の多さ」が重視され、未来技術によって人生の可能性が広がることが「幸せ」とされています。
サウジアラビア館では、「共同体の絆と文化の継承」が幸福の中核とされ、家族や地域とのつながり、伝統の尊重が未来の中にも残されています。
中国館は、「調和のとれた社会」が幸福とされ、格差の解消や持続可能な経済成長を支える仕組みの紹介を通じて、全員が安心して生きられる社会の姿を示します。
こうした展示は、自分自身が「何を大切にして生きていきたいのか?」を考えるきっかけにもなります。幸福のかたちは一つじゃないと知ることは、とても大切な学びです。
地球規模の課題に挑む国際協力の現場
2025年の万博では、各国が自国の課題を紹介するだけではなく、地球全体の問題にどう協力して立ち向かうかという点にも焦点が当てられています。
たとえば、アメリカと日本の大学が共同開発した「未来の医療技術」では、国境を越えた研究開発の事例が紹介されます。新薬の開発やワクチン製造において、国際連携の重要性が強調されており、新型コロナの経験をふまえた「次なるパンデミック対策」も展示テーマの一つです。
中国とヨーロッパの研究機関が連携した「スマート農業」プロジェクトも注目で、異なる気候・土壌条件を持つ地域で技術をどう適応させるかが議論されています。これにより、世界中の食糧問題を共同で解決するためのヒントが見えてきます。
また、サウジアラビアとUAEは、砂漠地域での水資源管理に関して共同研究を進めており、展示では両国の技術が融合した「次世代水リサイクルシステム」が紹介されています。
このように、国際協力の姿勢や成果は、万博という場を通じてわかりやすく来場者に伝えられています。単なる自国アピールにとどまらず、「地球市民」としての視点を育てることが、2025年万博の大きな目的のひとつとなっているのです。
建築・デザインがスゴい!世界の個性派パビリオン
建物自体がアート!映えるデザイン特集
2025年大阪・関西万博では、各国のパビリオンが「建物そのものが展示物」と言えるほど、個性的で芸術的なデザインにこだわっています。特に注目されているのが、見た目のインパクトが強く、SNSでも話題になりやすい“映える”デザインの数々です。
フランス館は、ガラスと木材を組み合わせた曲線美が特徴で、まるで巨大なフラワーアートのような外観。昼と夜で光の演出が変わり、訪れる時間によって異なる雰囲気を楽しめます。特に夜間のライトアップ時には、幻想的な光のドームとして人気のフォトスポットになること間違いなしです。
アメリカ館は、モダン建築の代表的なスタイルを踏襲しつつ、先進技術を取り入れた設計で、建物の壁がデジタルスクリーンになっており、テーマに応じて動くアートが投影されます。これは「動くパビリオン」とも呼ばれ、リアルタイムで映像が変化することで常に新鮮な印象を与えます。
サウジアラビア館は、砂漠の中の蜃気楼をイメージした有機的デザインが特徴。建物の表面が鏡のように周囲の景色を映し出す構造になっており、来場者自身が背景の一部になるような錯覚を覚えます。これにより、写真を撮るだけでまるでCG合成したような幻想的なビジュアルが得られると話題です。
UAE館もまた、砂漠に咲く花をモチーフにしたデザインで、建築と自然の融合を象徴しています。風や光を受けてパビリオンの外観がゆるやかに動く構造は、まるで生きているかのような印象を与えます。
建築そのものが語りかけてくるようなパビリオンは、視覚的な感動と共に、国の思想や価値観を体現している点でも見逃せません。
サステナブル建築の最前線
万博のもう一つの大きなテーマは「持続可能性」です。そのため、各国は展示内容だけでなく建築そのものにもサステナブルな素材や工法を取り入れています。これは、未来の建築がどのように環境と共存していくかを示すリアルな事例となっています。
例えばフランス館では、再生可能な木材や竹をふんだんに使った構造となっており、建設時に排出されるCO2を最小限に抑える設計がされています。建物の解体後も再利用ができるように設計されている点が特徴で、未来型の「循環型建築」として注目を集めています。
中国館では、断熱効果が高い壁材や、太陽光発電と連動した屋根が採用されており、展示運営で使われるエネルギーの一部を自家発電でまかなっています。また、建物内部の冷却には水を利用した自然冷却システムが採用されており、電力消費を大幅に削減しています。
UAE館は、砂漠環境でも快適に過ごせるよう、風の流れを利用した自然換気システムを搭載。外壁には太陽熱を遮る特殊な反射素材が使われ、内部温度の上昇を防いでいます。
このように、建築そのものが「展示物」であるだけでなく、未来の住環境のモデルとして、建物全体がサステナビリティの教科書のようになっているのです。
再生素材・最新テクノロジーの融合例
各国パビリオンでは、建築に使われる素材にも革新的な技術が取り入れられています。環境にやさしい素材をベースにしつつ、最先端テクノロジーを融合させることで、機能性とデザイン性を両立させた構造が目立ちます。
たとえばアメリカ館では、海洋プラスチックを再利用した建材が採用されており、廃棄物を新しい価値へと生まれ変わらせる「アップサイクル」の発想が活かされています。また、外壁にはセンサー付きの素材が使われていて、来場者の動きや天候に応じて色や模様が変化するというインタラクティブな体験も提供されます。
フランス館では、アルミニウムのリサイクル素材と自然由来の塗料を組み合わせた建材を使用しており、室内の空気環境にも配慮されています。展示に使われるスクリーンも、太陽光を利用して発電する薄型パネルが組み込まれており、展示そのものがエコロジーに直結しています。
サウジアラビア館では、砂漠の砂を活用した特殊な建築素材が使用されており、熱を反射する性質を持ちながらも軽量で環境負荷が低いという特徴があります。こうした素材は今後、温暖化が進む地域の建築に活用が期待されています。
このように、建築に使われる素材ひとつひとつにも、未来を見据えた技術と思想が込められている点に注目することで、万博の見方が一層深まります。
各国文化を反映した独自デザイン
パビリオンはその国を象徴する「顔」として、文化や歴史が反映されたデザインが多く見られます。見た目の華やかさだけでなく、「その国らしさ」をどう表現しているかも、ぜひチェックしてほしいポイントです。
中国館では、伝統的な中国建築である「九曲橋」や「龍」をモチーフにした曲線美がパビリオンの随所に散りばめられています。現代的な技術と伝統的な意匠が融合したデザインは、まさに「未来の中の伝統」を体現しています。
UAE館は、アラビアの伝統建築「風塔(バージール)」のデザインをベースにしつつ、未来志向の技術で再構築。自然の風を取り入れた構造や、幾何学的なモザイク模様が印象的です。
フランス館は、印象派絵画のような色彩設計と、パリの街並みに見られるクラシックなアーチ型の建築様式が融合されており、まるでルーヴル美術館の分館に来たかのような雰囲気が漂います。
アメリカ館では、ニューヨークの高層ビル群やカリフォルニアの開放感あふれる空間設計を感じさせる直線的で開放感のあるレイアウトが印象的で、建物全体がアメリカの多様性を象徴しています。
このように、各国の文化背景がデザインに反映されていることで、建築そのものが「国を語る物語」となっているのです。
展示だけじゃない!演出や体験も注目
建築や展示物に目を奪われがちですが、実はその中での演出や体験型コンテンツも非常にレベルが高く、見逃せないポイントです。どの国も、訪れる人に「心に残る体験」を提供しようと工夫を凝らしています。
たとえばアメリカ館では、来場者の脳波や心拍数に応じて映像が変化するインタラクティブ体験があり、自分の心の状態をリアルタイムで可視化するという斬新な展示があります。
サウジアラビア館では、来場者が特別なゴーグルを装着して体験する「NEOMの未来生活VR」が話題で、都市の中を自由に歩き回れるだけでなく、住人としての役割まで演じられるという没入型体験が可能です。
UAE館では、未来の子どもたちが体験するであろう「教育の進化」をテーマにしたアトラクションが用意されており、AI教師による個別最適化学習を体験できます。これは教育関係者や親世代からも注目を集めています。
各パビリオンのこうした体験型展示は、見るだけでなく「感じて考える」ことができる貴重な機会であり、万博の魅力を最大限に引き出す要素となっています。
SNSで話題になりそうなパビリオンの魅力
フォトジェニックな空間がたくさん!
2025年の大阪・関西万博では、各国のパビリオンがそれぞれ「映える」空間演出に力を入れており、InstagramやTikTokなどSNSでの拡散を前提としたデザインが増えています。来場者が思わずカメラを向けたくなるようなフォトスポットは、万博の新しい楽しみ方の一つになりそうです。
たとえば、フランス館の入り口には、花をモチーフにした巨大なアートドームが設置されており、光と影が織りなす幻想的な空間は、まるで美術館にいるかのような感覚を味わえます。特に夕方から夜にかけてのライトアップ時には、カップルや友人グループがこぞって写真を撮る人気スポットになりそうです。
中国館では、LEDで天井全面を覆った「光の天の川」エリアが登場。ここでは来場者の動きに反応して星空がきらめき、写真や動画を撮るたびに異なる美しさを演出してくれます。自然な動作がインタラクティブアートになるので、SNSでのシェア率も高くなること間違いありません。
また、サウジアラビア館の「ミラードーム」では、全方位に反射するミラー空間が広がり、無限に続くような錯覚を覚える体験ができます。訪れるたびに異なる自分を映し出せるため、自撮り好きにはたまらないスポットです。
SNS映えを狙いたい人は、こうした空間を活用しながら、あえて混雑の少ない時間帯を選ぶと、より良い写真が撮れるかもしれません。
インタラクティブ体験で映える動画を
現代のSNSでは、静止画だけでなく動画コンテンツの人気が急上昇しています。万博ではそのトレンドに合わせて、来場者が動きながら楽しめるインタラクティブ体験を充実させたパビリオンが数多く登場しています。
アメリカ館では、自分自身がホログラムとして巨大スクリーンに映し出される体験コーナーがあります。特定のポーズをとると、背景が宇宙や都市、未来の街に変化し、まるで映画の中に入り込んだかのような映像が生成されます。SNSにアップすれば「どうやって撮ったの!?」と話題になること間違いなしです。
UAE館では、手の動きに反応するアートインターフェースがあり、自分の動作に合わせて映像や音楽が変化する仕組み。まさに“踊るように操作するアート空間”となっており、ダンス動画との相性も抜群です。
中国館の「スマート都市モデル」では、来場者が操作することで都市の発展ストーリーを動かせる体験型展示があり、自分だけの物語を作ってシェアすることも可能。こうした“参加型の物語”は、リール動画やショート動画としても人気が出るでしょう。
体験をその場で動画に残せるブースも増えており、SNS投稿を意識した工夫がいたるところに見られます。
話題になる仕掛けとイベント
万博の魅力は展示物だけにとどまりません。期間中、各国のパビリオンでは話題性抜群のイベントや仕掛けが毎日のように実施され、SNS上でも「今日はあの国がアツい!」と注目が集まりやすくなっています。
たとえば、アメリカ館では定期的に著名な科学者や未来学者によるトークイベントが開催され、未来について学べるだけでなく、来場者との質疑応答や記念撮影の時間もあります。運が良ければ、憧れの人物と直接交流できるかも!?
サウジアラビア館では、アラビアン・ナイトをテーマにした幻想的なナイトイベントが開催予定で、砂漠の星空をイメージしたプロジェクションマッピングや伝統音楽のライブパフォーマンスが楽しめます。これらの様子はリアルタイムで拡散され、注目を集めること間違いなしです。
また、UAE館では「未来の子どもたちによるプレゼンテーション」と題して、AIと協力して制作した映像やポエムが定期的に披露され、子どもたちの創造力とテクノロジーの融合が話題になっています。
フランス館は、「体験するパフォーマンスアート」が人気で、来場者自身が作品の一部になっていくインスタレーションイベントなども登場。突然始まるサプライズ演出など、SNSで「たまたま出くわした!」という投稿が増えることでしょう。
グルメ&グッズでトレンドに
各国のパビリオンには、その国の名物料理やデザート、そしてオリジナルグッズが用意されており、食やアイテムの魅力もSNS映えの大きなポイントになっています。ここでは「食べたい!」「持ち帰りたい!」と思わせるアイテムが満載です。
フランス館では、マカロンやバターたっぷりのクロワッサン、フランス産オーガニックワインなどが楽しめるカフェスペースが人気。洗練されたパッケージデザインは撮るだけで“オシャレ”が伝わるため、SNSに最適です。
中国館では、パンダや中国伝統モチーフをあしらった限定グッズが販売されており、特にぬいぐるみやスマホケースは大人気。さらに、中華風スイーツ「月餅アイス」など、珍しいメニューも話題を集めています。
アメリカ館では、本場のバーガーやチーズドッグに加え、未来の栄養食「宇宙フード」も提供。見た目はちょっと不思議でも、味はしっかりアメリカン。ネタ系投稿としてもバズりそうです。
UAE館やサウジアラビア館では、アラビアンコーヒーやデーツを使ったスイーツが楽しめるだけでなく、現地で使われている香水やオイルの試香体験もできます。ラグジュアリーな香りが漂う空間は、「五感で楽しむ投稿」ができる貴重な場です。
日本人インフルエンサーも注目!
2025年の万博に向けて、すでに多くの日本人インフルエンサーやユーチューバーが各国パビリオンに注目しており、訪問レポートや体験動画が続々と投稿される見込みです。これにより、SNS上で話題のスポットがどんどん生まれていきそうです。
美容系インフルエンサーは、フランス館の自然派コスメ体験や、韓国館(※別記事で特集予定)の美肌体験などに注目しており、体験後のレビューや「買うべきお土産リスト」などがトレンド化する可能性大。
ガジェット系YouTuberは、アメリカ館や中国館のAIデバイス体験に関心を寄せており、実際に使ってみた動画やレビューが拡散されることで、行列必至のパビリオンが生まれると予想されます。
さらに、TikTokでは「30秒でめぐる万博」シリーズなど、短時間でパビリオンの魅力を紹介する動画がブームになりそうです。こうした投稿から、思わぬ“穴場”が発見されるかもしれません。
SNSの影響力は、今や来場者の行動を大きく左右します。事前にチェックしておくことで、より効率よく、話題のスポットを回れるかもしれません。
事前に知っておくと100倍楽しめる回り方のコツ
混雑必至!人気パビリオンの時間帯別攻略法
2025年の大阪・関西万博は、日本国内外から数千万人の来場が見込まれており、特に人気のパビリオンは朝から大混雑することが予想されています。せっかくの貴重な体験をストレスなく楽しむためには、「時間帯別の攻略法」をしっかり押さえておくことが重要です。
まず基本として、開場直後(9時〜10時半頃)は最もスムーズに入場しやすい時間帯です。多くの人が朝の準備や移動で出遅れるため、ここで人気パビリオンを一つでも回れると、その後のスケジュールに余裕が生まれます。特にアメリカ館、中国館、サウジアラビア館などの大型パビリオンは朝イチが狙い目です。
次に比較的空いているのが、昼食後の13時〜14時半頃。多くの人がフードコートやレストランで休憩している時間帯なので、昼食を少し早めに取るか、軽食を持ち込んで短時間で済ませてしまえば、この時間にもう一つ人気館を巡るチャンスができます。
一方で、15時以降は再び混雑のピーク。学校帰りや仕事終わりの来場者が増えるため、午後遅めは混みやすくなります。ただし、19時以降のナイトチケット時間帯は意外と穴場。特にライトアップが美しいパビリオン(例:フランス館、サウジアラビア館)は、夜こそ真価を発揮します。
時間帯ごとの来場者動向を頭に入れて、「どの時間に、どこを回るか」をあらかじめ計画しておけば、混雑に巻き込まれるリスクを減らし、効率よく万博を満喫できます。
整理券・予約制のパビリオンの注意点
万博では一部のパビリオンにおいて「整理券制」や「事前予約制」が導入される予定です。これは混雑回避や入場制限のための措置で、特に人気のパビリオンや体験型コンテンツに適用されます。これを知らずに現地で並んでも、入れない…という事態は避けたいところです。
たとえば、アメリカ館の一部体験ブースや、サウジアラビア館の360度ドームシアター、UAE館の教育アトラクションなどは、来場当日の朝に整理券が配布される方式が濃厚です。これは公式アプリでの予約や、現地の「整理券配布所」でQRコードをスキャンして取得するスタイルが予想されます。
中国館のように来場者数が極端に多くなるパビリオンでは、**事前予約制(オンラインでの先着受付)**になる可能性もあります。これには専用のID登録や、パスポート情報の入力が必要になる場合もあるため、公式サイトで早めに情報をチェックしておくのが賢明です。
また、当日キャンセルが発生すると「キャンセル待ち」の整理券が追加発行される場合もあります。こまめにアプリや現地モニターをチェックすることで、チャンスを逃さず入場できる可能性があります。
パビリオンによって仕組みが異なるため、訪れたい国の情報は事前に必ず確認し、できれば訪問予定日の1〜2週間前から動き出しておくと安心です。
効率的なルートの組み方
万博会場は非常に広大で、全てのパビリオンを1日で回るのはほぼ不可能です。だからこそ、「どの順番で、どう回るか」が満足度を大きく左右します。特に注目パビリオンが点在しているため、エリアごとにテーマや国をまとめて回る方法がオススメです。
まず最初に決めておきたいのが「回りたい国ベスト3」。これを中心にルートを組み、その周囲のパビリオンを無理なくセットで回れるようにしましょう。たとえば「アメリカ館を朝一番で」「昼前にUAE館」「夜にフランス館をライトアップで」など、時間も含めてルートを考えておくとスムーズです。
また、会場は大きく6つのゾーンに分かれており、徒歩で移動するにはそれなりの体力が必要です。各ゾーンをつなぐシャトルバスやモノレールも整備される予定なので、それらを上手に活用すれば、効率的に移動できます。
さらに、アプリ上で混雑状況をリアルタイム表示する機能や、AIによる最適ルート提案機能なども導入予定なので、こうしたツールを事前にインストール&使いこなしておくのが成功のカギです。
体力と時間を上手に配分し、「詰め込みすぎない」計画が、満足度の高い体験につながります。
スマホアプリの使いこなし術
2025年の万博では、専用スマートフォンアプリが体験の質を大きく左右する鍵となります。このアプリには、入場チケットの管理、パビリオンのマップ、混雑状況の確認、整理券の取得、スタンプラリー機能、AR体験など、あらゆる機能が統合される予定です。
特に注目すべきは「リアルタイム混雑表示機能」。これを使えば、今どのパビリオンが混んでいるのか一目でわかり、空いている時間を狙って動くことができます。混雑回避には必須の機能です。
また、「ARスタンプラリー」では、各パビリオンを訪問するごとにスマホでスタンプを集め、一定数貯めると限定グッズと交換できる仕組みが導入予定。ゲーム感覚で回れるため、特に子ども連れに大人気になるでしょう。
さらに、各国のパビリオンに合わせた「音声ガイド」もアプリ内で提供され、日本語・英語・中国語などの多言語対応がされる予定です。耳から情報を得ながら自由に移動できるので、展示の理解が深まり、より充実した時間を過ごせます。
このように、スマホ一つで“案内役”“チケット管理”“エンタメ体験”までカバーできるようになるため、事前にアプリをダウンロードし、機能を確認しておくことが非常に重要です。
おすすめの周辺休憩スポット
万博を1日楽しむには、体力の温存も大切。会場内には様々な休憩スポットが用意されており、うまく使うことで疲れにくく、効率よく回ることができます。
まずオススメなのは、各ゾーンに設けられた「クールシェアスポット」。ここでは日陰や空調の整った空間で座れるスペースがあり、スマホの充電も可能。暑い日や混雑の合間の休憩に最適です。
次に、万博限定の「コラボカフェ」。たとえばアニメや企業とコラボしたカフェスペースでは、限定メニューやグッズを楽しみながらゆっくり座れるため、写真を撮ったりSNS投稿をしながら休むのにも最適です。
また、展望エリアや芝生エリアなど、自然を感じられる場所も人気。お弁当を持参してピクニック気分でランチを取る人も多く、家族連れやカップルにオススメです。
「歩き疲れたら10分休む」くらいの感覚で、休憩も計画に入れておくと、全体的な満足度がぐっと上がります。
まとめ
2025年の大阪・関西万博は、世界各国が未来へのビジョンを詰め込んだ“夢の展示会”。その中でも、アメリカ、フランス、UAE、中国、サウジアラビアといった注目の国々は、それぞれの技術力・文化・価値観を余すことなく表現し、訪れる人々に驚きと学び、そして感動を届けてくれます。
各国のパビリオンは単なる「展示スペース」ではなく、AIや脱炭素、食と水の循環、異文化理解、国際協力といった人類の未来に関わるテーマをリアルに体験できる“未来社会の縮図”となっています。そして建築やデザインの工夫、SNS映えする演出、そして体験型のコンテンツは、大人から子どもまで楽しめる工夫が満載。
万博をもっと楽しむためには、混雑状況や整理券、アプリの活用、ルート設計といった事前準備のコツを押さえておくことがポイント。これらを知っておくだけで、同じ1日でも満足度はまるで違います。
「行ってよかった」「また行きたい」と心から思えるような、かけがえのない体験ができるはずです。ぜひこの記事を参考に、世界と未来に出会う旅を、思いきり楽しんでください!
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